朝の散歩

曇りの日にながながと散歩するのは楽しいのう。
関西オンライン歌会の題詠「愛」について考えつつ、
てくてく歩く。
こぶしの花芽がふくらんでいて、しげしげと見るために近づくも、
犬の糞を踏みそうになり、慌てて避ける。
「愛」も口に出しちゃっていたらしく、
通りすがりの人に、憐みの眼差しを向けられたような気がする。
あいあいあい、と言いながら、犬の糞を飛んで避ける女。
スラップスティックな朝ですが、静かに仕事を始めます。