漫画つれづれ

『岳』と『メイちゃんの執事』一気読み。
『岳』は山岳マンガです。上高地で、遭難者の救助をしている男子「三歩」が主人公。山岳モノに珍しい明るい性格設定で、そこがヒットの秘密なのかもしれない。『八甲田山死の彷徨』とか、『風雪の北鎌尾根』(どちらも新田次郎)とか、暗く悲しいものね。好きだけど。
メイちゃんの執事』は、一般庶民のメイちゃん(中学生女子)が、国運を左右するレベルの大金持ちであると判明、執事とともにお嬢様学校に入学、という設定。話の大風呂敷を広げて、ちゃんと回収しているところがすごい。読者の年齢層はどのくらいなんだろう、少女が読むには若干暗くてエロいよな、と思いつつ読みました。自分、小学生にして暗くてエロイものをさんざん読んでいたくせに。
そして、『王家の紋章』の最新刊を借りて読む。連載当時(今も描いてるわけですが、まあ25年位前)は、絵が駄目だー、などと食わず嫌いしておりましたが、無駄に幅が広がってしまった今現在、絵は何ら問題にはならず。微笑ましいほどの波乱万丈を、楽しんで読む大人になってしまった。
『乙男(オトメン)』と『黒執事』の新刊もそれぞれ読み、『黒執事』は表紙をひっペがして、黒●●シリーズを堪能。今回は『黒ダンサー』でした。絵がうまいなあ、世界観がぶれないなあ、と毎回感動。
そしてKISSにて『のだめ』。うそ、次回フィナーレって、最終回?!
時間切れだ。仕事に行ってきます。